アメリカ駐在員が付けてる家計簿って!?その3(カリフォルニア在住、中堅メーカー)

こんにちは、旦那のリッキーです。

その1ではどのようにして家計簿をつけているのか、その2では支出の把握の仕方、そしてどう管理しているのかをお話しましたが、今回もその家計簿の話の続きです。

支出をどうやって可視化し、家計改善に繋げているのかを紹介させて頂きます。少しでもご参考になればと思います!

<私のスペック>

会社:一部上場、中堅メーカー

所在地:カリフォルニア

役職:主任

勤務年数:10年

家族:妻、子ども2人

家計簿歴:約5年

<毎月の支出管理>

例として2022年9月の各カテゴリー毎の支出を紹介したいと思います。

以下の表は支出の各カテゴリーの実績とあらかじめ設定している予算との比較を示しています。その2ではカテゴリーの分け方やインプットの仕方など説明しましたが、家計簿をつけると自動的にこのような表になって出てくるようExcelを作っています。

2022年9月は予算が7,645ドルに対して、実績が8,166ドルという事で、予算を大幅に超過しています…。偉そうに家計管理!言っていますが、管理できていませんね…苦笑。支出の高さも日本じゃ考えられないくらい高いですね!

支出を10のカテゴリーに分けていて、そのうち5つのカテゴリーで予算を超過ということでさらに細かく見ていくことで、どうして超過してしまったんだろう?、来月はどう改善していけばいいのかを見ることができるようにしています。

例えば「交通費」カテゴリーであれば、予算に対して13ドル の超過ですが、内訳は以下の通りです。

クルマ維持費は37ドル超過でこの月はバッテリー交換で大幅に超過してしまいました。どうして超過してしまったのかは支出インプットを見れば分かるようになっています!

ガソリン代は近年の物価上昇に伴うガソリン代の高騰もあってこちらも予算超過。

クルマ保険代は今年になって保険料が若干下がったため、当初設定した毎月予算より抑えることができています。

次の例は「光熱費・通信費」カテゴリーです。軒並み予算を超過してしまっていますが、目を引くのは電気料金ですね。9月はまだ暑いこともあってエアコンを多用してしまったのと、こちらも物価上昇に伴って電気料金の単価も高騰しているので大幅な超過となってしまいました。こうなってくると予算の意味が無くなってきてしまうので見直しが必要ですね。

その他も10~20%超過しているので、もう少し使用方法を考えるなど節約をしないといけないのが一目で分かるようになっています。

このように各カテゴリー毎に支出を管理し、どのカテゴリーで今月は使い過ぎてしまったのか、そしてその内訳を細かく見てどこの支出を来月以降見直していかなければならないのか、を毎月欠かさずに家計簿として残しています。

もちろん予算内に収まったカテゴリーがあるかどうかも見るようにしています。上手く管理できているということは嬉しいことですよね!

<家計簿を付けたあとは?>

そして私が家計簿をつけるうえで一番大事だと思っているのは、結果をきちんと家族に伝えることです。

まだ子どもが小さく、日々子育てに追われている状況ですので、家計のお金のことを話すまとまった時間を取るのは難しいですが、何気ない会話の中でも、「今月xxは使い過ぎていたよ」とか「今月は〇〇の臨時支出があったから支出が多くなってるよ」、など家計の状況をなるべく共有するように心掛けています。

そうすることによって妻の方からも「今月△△は使い過ぎてなかった!?」とか「今月貯金できてる!?」いった感じで家計を気にしてくれるようになっています。

家計管理には家族の協力が絶対に必要不可欠ですので、無理の無い範囲でお互いに少しずつ気にして家計改善ができれば一番良いなという風に思っています。

<さいごに>

3回に分けて、どのように家計簿を付けて、家計を管理しているのかを紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。正直家計管理の仕方はそれぞれの家庭によって違うので、これが正解!というのは無いと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。

あとは資産管理なんかも一緒にしていますが…それはまた機会があれば紹介したいと思います!

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