第三子出産!旦那にできることは? 後編

こんにちは、旦那のリッキーです。

前編に続きまして、第三子が生まれたときの事、特に旦那目線で旦那にできることはなにか!?を中心に書いていきたいと思います。

前編はこちらからご覧ください!

<私のスペック>

会社:一部上場、中堅メーカー

所在地:カリフォルニア

トータル勤務年数:13年

家族:妻、子ども3人

家計簿歴:約6年

<4:いよいよ出産へ>

麻酔後、定期的に看護師さんが来て、赤ちゃんがさらに下りてきていないか、何か身体に変化は無いかを妻に確認します。妻曰く、麻酔がすこぶる効いているらしく、何の感覚も無いとのこと。なので赤ちゃんが下りてきているかも分からず、よく分からないけど、まだかな~と看護師さんと談笑しながら、過ごしていました。

時間が経過し、すっかり朝になりましたが、まだ赤ちゃんが下りてきているのを感じないらしく、この時私も長丁場になるのかなと思っていました。看護師さんもそろそろ来てもおかしくないのにねと不思議がり、一旦状態を詳しくチェックしてみることに。

チェックしてみると開口一番、「もうそこまで来てるじゃない!?」と急に真剣な口調となり、今すぐに生むことに。そうなると主治医の先生の呼び出しを行い、サポートのための看護師さんたちも続々と部屋に入ってきて、出産のための道具や機材を準備し始めます。

アメリカの看護師さんは結構気さくで、談笑をすることも多く、普段はある意味ゆるーい空気が流れているのですが、やはり本番となると急に顔つきが変わり、真剣モードになるので(当たり前ですが…)、やはりプロだなと思うと同時にその変化が少し面白かったです笑。

<5:出産、そして出番>

看護師さんたちが慌ただしく準備し、主治医の先生を待っている間も特に旦那はすることがありません。右往左往しても邪魔になるだけなので、部屋の片隅にいるか妻の手を握って話し掛けるしかありません。

さて主治医の先生も到着し、いよいよ部屋の全員が「さぁ、やるぞ」という雰囲気になりました。まず初めに破水していませんので、何かプラスチックのような棒を差し込んで強制的に破水させていきます。さすがにその光景を見る勇気はありませんので、妻の横に立っていると、ついに私に対して指示が飛んできます。

「左足をもって閉じないよう支えてあげて」

英語がそこまでできない私でもこの指示はなんとか分かりました。そこで足元に移動して左足を支えるのですが、このポジションだと見えるんです。すべてが…笑。旦那あるあるかもしれませんが、そもそもあまり見たくないというのもありますし、見ると妻に対して失礼なんじゃないかという葛藤に苦しむことになります。

実際出産に立ち会う旦那さんてどうなんでしょうか。出産のすべてを直で見たいと思う人って多いんでしょうか?逆に奥さんの方がどうなんでしょうか?ちゃんと見ててほしいんでしょうか?(そんな事考える余裕無いと思いますが)

そんな葛藤に苦しんでいると、すかさず看護師さんから

「もっとしっかり持ちなさい」

と厳しい指導が入りました。それと同時に破水をして、羊水が思ったより勢いよく出て、看護師さんの服と床に掛かってしまうというハプニングも発生。

といろいろありましたが、そうこうしている間も妻はしっかり頑張ってくれて、ついに頭が見えてきて最後の力みに入ります。この時は部屋の全員が一団結して妻を励ますとともに、さぁ、早く出て来いと願っていたのを横で見ながら感じました。そしてついに無事に産声を聞くことができました。

<6無事ご対面>

分娩開始から出産までの正確な時間は分かりませんが、20分も掛からなかったように思います。3人とも無事にスムーズに生んでくれた妻に感謝です。

さて、旦那には最後の出番が残されています。それはへその緒を切ることです。へその緒を切るのは日米通算3回目となります。これまで書いてきた通り、旦那には大した出番はないため、出番を作ってあげようという全世界共通の配慮なのかなと思っています…苦笑。へその緒を切るときの何とも言えない感触は忘れられません。もし今後出産に立ち会う方がいらっしゃいましたらぜひチャレンジしてみてください。

出産後は赤ちゃんのケアと妻のケアが並行して行われます。今回妻の方が胎児が出てくる際に膣内が少し傷付いてしまったようで、縫うなどの作業をしていたため、前回に比べて落ち着くまでに時間が掛かった印象です。出産後の詳細については、妻の方が第二子出産時に詳しく書いているのでそちらをご覧ください。

アメリカ出産の記録④(出産後から退院まで)

<おわりに>

出産時に旦那ができることって本当に少ないなと書いていて改めて思いました。車での送迎、隙間時間の話し相手、左足を支える、へその緒を切る。今回はこれくらいだったでしょうか…笑。実際は諸手続きのサポートであったり、家に残している子どもたちや義理両親のケアなど、やらなければならないことは当然たくさんありますが、出産自体に関してはできることは多くなく、妻には感謝しかないなと思いました。

いかがだったでしょうか。出産のときに何をしたらいいんだろうかと悩んでいる?方の参考になればと思います。ありがとうございました。

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