2023年総括_最新版アメリカ駐在員の1年間の貯金額(カリフォルニア在住、中堅メーカー)

こんにちは、旦那のリッキーです。

前回の記事(こちら)では2023年最新版のアメリカ駐在員の給与事情について紹介させて頂きましたが、今回は2023年の1年間でどの程度貯金できたのかを紹介したいと思います。

アメリカ駐在中で他の駐在員の金銭事情が気になる!という方や、駐在予定で貯金事情が気になる!という方の少しでもご参考になればと思います。

<私のスペック>

会社:一部上場、中堅メーカー

所在地:カリフォルニア

トータル勤務年数:12年

家族:妻、子ども3人

<2023年1年間の純貯蓄額>

我が家の家計簿は4月始まりの3月締めで付けていますのでここでは2023年4月から2024年3月までの貯蓄額を紹介させて頂きます。

手取り収入:2,217万円

支出:1,719万円

貯金額:498万円 (貯蓄率:22.5%―対手取り収入)

 (日米合算 – 米国での収入/支出はその月の為替レートで円換算)

手取り収入から支出を引いた純貯蓄額は498万円という事になりました。

昨年の純貯蓄額は403万円でしたので95万円の貯蓄アップになります。

昇給等による給与が増えているのと、円安効果もあり、手取り収入は増えているように見えますが、支出も同様に増えているのと物価高の影響も続いているので、思ったより貯蓄額は増えていないなという印象でした。ただ日本で働いているよりは断然貯蓄できる環境だと思いますので有難い限りです。

もちろんこれ以上に稼いでる、貯蓄している駐在員さんはたくさんいると思いますので、一度見てみたいなぁとも思います。

<手取り収入>

前回の記事(こちら)で紹介しているのでぜひチェックしてみてください!

<支出>

支出1,719万円には定期積立の貯蓄性の保険や年金、企業型iDeCoへの拠出金等も含まれています。実際のアメリカでの生活費としての支出は約1,548万円、1ドル=150円で換算すると$104,989で内訳としては以下の通りです。

単純に月換算すると約131万円/$8,749の生活費となります。日本で暮らしていた時には考えられない生活費ですが、皆さんの家計支出と比較してみていかがでしょうか?

いくつか補足を書きます。

*食費―319万円/$21,255

外食費込みの金額となります。止まらない物価高影響や5人家族になって子供たちが大きくなってきた影響もあってか、年々増加しています。エンゲル係数(家計の消費支出に占める飲食費の割合)も20%と、昨年の15%からは5%も上がっています。

*子ども―98万円 / $6,509

2023年は子ども1人のPreschool / Kindergarten費用、Summer School費用、習い事3つの費用、それと洋服代等を計上した金額となります。

PreschoolからKindergartenに進級したことにより、月$1,000を超えていた学費が大幅に落ちました。一方で習い事を増やしたりしているのでその分は少し上がっています。来年は2人目の費用がさらに重なってくるため、支出が再び増えていくと思います。子どもたちのためにもあまり削れない、削りたくない項目だと思うので、他で無駄な出費を削っていきたいですね!

*交通費―99万円 / $6,597

クルマは2台所有しており、そのガソリン代だけでなく、毎年のDMVへのRegistrationの更新費用、車両保険、メンテナンス費用などが含まれています

クルマは無くてはならない存在ですが、もう少し費用を減らしたいところですね。

*娯楽・趣味・旅行―136万円 / $9,098

毎年2-3回程、旅行に行くのでその費用が大部分を占めています。1回は2泊程度、残りはもう少し長い旅行となります。せっかくのアメリカ駐在生活ですので家族をいろいろな所に連れて行ってあげたいですよね。

ちなみに日本への一時帰国の費用は会社が負担してくれるため、家計簿には含めていません。

*光熱費・通信費―59万円 / $3,855

電気、水道、ガス、ごみ収集、インターネット代、携帯電話代、すべて合わせた金額となります。月にすると$321ということで、これがアメリカ生活の中で高いのか、低いのかはよく分かりません。

*住宅/ローン―661万円 / $44,095

相変わらず支出が高いカテゴリーです。最近、赴任時に生活立ち上げ費用として銀行から借りていたローンを返し終わったものの、家賃の値上げなどがあり支出が昨年からあまり減っていません。こればかりは仕方がない支出となります。

<貯蓄>

イメージとしてはアメリカ給与のすべてと日本給与の一部を使って生活をし、余った日本給与を貯蓄に回しているというのは変わっていません。旅行などでまとまった金額が必要な場合、日本の銀行から引っ張ってくるというのもたまにあります。

これほど貯蓄できるという事は、普段の日本での会社生活ではなかなか無いと思いますので、限られた駐在員という時間の中でしっかりと貯蓄していきたいですね。

<さいごに>

いかがでしたでしょうか。駐在員がどれくらい稼いでいるのか、貯蓄できているのか、たった一人の例ですが参考になれば幸いです。

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