アメリカのプリスクール(Preschool)の選び方~我が家の場合~

最初のほうこそ登園時に泣いてしまっていましたが、一度も学校に行くのを嫌がったことのない娘。毎日楽しそうに登園している姿を見て、とても頼もしく、嬉しく思います。娘の大好きなこのプリスクール、私もとても満足しています。そしてここを選んだ自分自身にGood Job!と言いたい^^

渡米して半年ほど経った頃からプリスクールを探し始めました。自分の英語に自信がなく、電話が本当に嫌だった(今もできればメールで済ませたい)私ですが、大事な娘の為に…何とか頑張ったのをよく覚えています。

まずは家の近く(送迎のできる範囲内)の学校をGoogle mapでピックアップ。そして我が家の場合、次の項目を確認して、自分たち(娘)に合う学校なのかどうか考えました。

  1. 時間                                          登園・退園時間。退園時間も11時まで、13時まで、15時まで、17時まで…など本当に色んな選択肢があります。この日(曜日)だけ延長 というリクエストができる学校も。              →我が家は13時or15時が希望                
  2. 言語                                          日本語学校?現地校(英語オンリー?)またはバイリンガル教育を行う学校もありました。    →現地校とバイリンガルで悩み、現地校に。駐在の期間が限られているのでより多く英語の環境にいられることが大事かなと決断。駐在期間的に、娘は現地の小学校まで行ける可能性が高いので、勉強についていける英語レベルにまでなってほしいなと思っています。
  3. 教育方針・内容                                     今流行り?のモンテッソーリや色々なメソッドがあります。あとは大まかに、遊びメインの園や早期学習を大事にしている園も。                              →私は幼稚園時代は手や身体を動かしてとにかく遊んでほしかったので勉強は重視せず。コロナでお友達と遊ぶ経験がなかったこともあり、お友達を作って、遊びながら英語が身に付くような環境の園に入れてあげようと思っていました。そのため「個」を重視するところも対象外。その園の考え方と自分たちの考え方が合うかどうか、しっかり考えたほうが良いと感じました。娘の園はワークなどの勉強は一切せず。ただ、地球儀をみんなで見たり絵を書いたりしながら、世界には色々な国があるということについて考える日があったり、針金で人間の形を作って、骨について学んでみたり、遊びから学びにつなげていくアクティビティを毎日しているようです。
  4. ランチ                                         退園時間とも関係しますが、ランチを食べるのか、ランチ前に帰宅なのか、そして給食なのか、お弁当なのか。またスナックは持参なのか、提供してもらえるのか、色々なヴァリエーションがあります。                                         →娘の園はお弁当、スナックは園が提供 というスタイルでした。スナックは、フルーツに加えてチーズやマフィン、ポップコーン、シリアルバーなど曜日ごとに異なり、身体によいものをたっぷり食べさせてもらっているようです。お弁当…は日本と違ってこちらはかなりシンプルで良いので、日本のお弁当作りよりは負担は少ないのでは?と感じます。
  5. お月謝                                         これも園によってかなり差があるように感じます。そもそもの園の存在意義のようなものが「共働き(やシングルの方)で子どもを預ける必要がある家庭の子供により良い環境を与える」というところは比較的安め、「(お迎えが早くてもOK、お弁当必須だったり、規則が多くてもOK)とにかくよりよい教育を!」というところは高め。ただし、駐在員の場合は会社から補助がでると思うので…我が家はそこまで重要視しませんでした。
  6. 園庭の様子                                        園庭の様子、広さは私がだいぶこだわったところです。日本も駅近のマンションなどが密集している地域の保育園は園庭がないところが多い(赴任前に住んでいたところはそうでした)と思いますが、こちらもショッピングモールに入っている園などは園庭が狭い(滑り台などの遊具が少し置いてあるだけ)ところが結構あります。地面もクッション性のあるゴム素材のところが多く、安全性は◎ですが少し無機質な感じがするので私は避けました。                  →私たちの住んでいる地域では園庭の広いところは本当に少なく、色々見た結果、ほぼ一択に。広い園庭、複数の遊具、砂場、木陰があり、色々な実のなる木や植物が植えられているところを見つけました。
  7. 【見学時の質問・チェックポイント】                           英語に自信がないので、事前にある程度文章を考えてから見学に行きました。
    • 1クラスの生徒数・先生の数 (ホームページに載っていない場合が多い)
    • 英語ネイティブじゃないが大丈夫か?(受け入れてもらえるか)                  アメリカなので、受け入れてもらえないことはほぼないのではないかと思うのですが、質問したときの先生の雰囲気、回答の仕方(「もちろん!こどもは吸収が早いから問題ないわ!」みたいなことを言われると安心する)を見ました。
    • 一日のスケジュール                                 これも意外とホームページに載っていなかったので。我が家は外遊びの時間を気にしていました。(沢山外遊びをさせたかった)
    • 教室・トイレの様子(清潔感!)                           これは日本人特有かもしれませんが…やはり清掃状態、トイレのきれいさ、はとても気になり、必ず中を見せてもらっていました。あとは教室内の掲示物(子供の作品やルールなどの張り紙)もさりげなくチェック。
    • 先生・スタッフの様子                                     これは事前にチェックポイントには入れていなかったのですが…実際に見学に行ってみると、先生たちのテンションがものすごく低かったり(たまたまかもしれませんが…)、私たちに挨拶をしてくれなかったり、あれ?と感じてしまう園がありました。それから、メールの返信がなかったり、見学の予約を忘れられていたり…という園も入園後の対応が不安なので対象外に。

最初は、何を基準に選べばいいのか全く分からずフワフワとした状態から始めたのですが、色々と調べていくうちに我が家の方針や、何を優先したいか、が見えてきて、最終的に満足のいくプリスクールを見つけることができました。先輩日本人ママ友の口コミなどもとても大事だと思います!が、私はママ友がいなかったので…すべて自力でやることになりました…。ただ結果的に、行ってみたら日本人はとても少なく、(なので私は相変わらず日本人のママ友ができませんが…)娘が英語を学ぶ という環境としてはとても良かったのではないかとも思います。

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