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午前5時すぎに病院に到着し、8時に麻酔、そして10時半ごろ、ついに担当ドクターが病院に到着しました。そのころの私は…麻酔が効いているのでリラックス、でも確実に、赤ちゃんが動いているのが分かりました。何だか骨盤あたりで骨がゴリゴリしている(赤ちゃんが下りてきている)感じ…。
ずっと部屋にいてくれたナース(助産師さん)のほかに、担当ドクター、サポートのナース、そして新生児担当のナースがバタバタと準備をします。新生児のベッドや体重計なども運ばれてきました。
病室に到着したドクターはとってもハイテンション!!なぜかずっと笑顔で、さあやるぞー!という気合い!?が感じられ、こちらまで明るい気持ちになりました笑
寝ていたベッドがそのまま分娩台となり、ライトが付き、ドクターたちの準備も終わり、ついに始まります。助産師さんの「10数えている間いきんで!(←pushと言っていました)」という掛け声に合わせて、力を入れます。ここにくるまで、分娩中に英語の指示が分からなかったらどうしよう!と不安になったこともありましたが、聞こえてきた単語は Push と 1-10のカウントだけ。もはや言語を超えた世界!?ですね。
ずっと付き添ってくれていた夫ですが、私の雑談相手で、他に特にやることもなく(笑)みなさんの邪魔にならないように端っこのほうで時々写真を撮っていてくれました。赤ちゃんの頭が出てきているところなど、自分では見ることのできない角度からの写真も撮っていてくれて、後で見てとても不思議な気持ちになりました。
無事に生まれてきた長男、すぐに私のところへ持ってきてもらえました。日本では少し綺麗にして(拭いて?)から母親のところに連れてくると思うのですが、今回は生まれたまま、血のついたままの赤ちゃんを抱くことができました。そのまま、すぐに授乳です。このスピード感がアメリカらしいなと感じました。日本だったらもう少し清潔さを優先させるんじゃないかなと思います。
この時も夫に沢山写真を撮ってもらいました。ただ、赤ちゃんの表情や、肌の色、へその緒と私の点滴が絡まっていたり、本当にリアルな感じの写真で、夫と2人だけでそっと共有しています。(まだ当時3歳の娘にはリアルすぎて早いかなと思い、その時は見せませんでした)娘や親族に見せた写真は、赤ちゃんのへその緒を切り(夫がはさみを入れさせてもらっていました)、タオルで少し拭いた後の、ある程度落ち着いたときの写真です。
最初の授乳を終えた後、赤ちゃんはナースに少し綺麗にしてもらい、計測、診察、最初の注射(ビタミンK、そしてブランケットでぐるぐる巻きにされ、ベットでスヤスヤ。私は、麻酔が効いているので脚は全く動かず、ベッドでひたすらじっとしていました。私の診察や片付けが終わり、ドクターやナースが退出した頃にはお昼近くとなり、お腹がすいていて、すぐに夫とランチを頼んだ(電話で好きなメニューを頼む仕組み)記憶があります。
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