前回の記録はこちら アメリカ出産の記録①
病院に着いたのが朝の5時半すぎ。車椅子でまずは検査室へ連れて行かれました。名前、週数や現在の状況などの質問に答えながら移動。お手洗いで尿検査、渡された服に着替えるように言われ、5分間隔で襲ってくる陣痛に耐えながら何とか着替え完了。モニターを付けて検査室のベッドに横になりました。
ナースの後ろには大きな自動翻訳機が!!どうしてものときに、準備しておいてくれたようです。結局使うことはありませんでしたが、どんな感じなのか試してみたかった気もします。
そこで心拍確認、内診を行い(←この時は主治医はまだ病院におらず)、子宮口もだいぶ開いてきた(5センチくらい)!とのことで個室の分娩室に移動することになりました。ここで、もしまだ産まれないと判断されると帰宅させられるそうです。
そして結局8時すぎに麻酔の先生が来るまでひたすら陣痛と戦う…ナースもヤキモキするほど、先生がなかなか来ず。陣痛間隔がいよいよ狭くなり、あぁツラいーとなっていた頃に麻酔をしてもらい、完全復活。
日本での第一子は自然分娩だったのですが、今回は無痛に。というか、私は個人的に少し悩んでいたのですが、主治医は当たり前のように無痛でいいよね?と。アメリカではやはり無痛がメジャーなんですね。
麻酔の注射自体はさすがに痛かったです。でもその後の楽さを考えると耐えられる!!
そして、ずーっと何やら点滴を入れられていたのですが何か分からず(笑)促進剤かな?
麻酔ってすごいんですね。赤ちゃんが降りてくる感覚はよく分かるのに、痛みはない。全く無感覚になるわけではなく、ちゃんと必要な感覚は残っていて、すごいなぁこれはいいなーと。この時撮った写真は余裕の笑顔でした。
結局息子が産まれたのは10時半。それまでの間はナースが持ってきてくれた飲み物、クラッカーを口にしたり、息子の名前について夫やナースと話したり。産まれる前から、お部屋のホワイトボードに息子の名前を書いて準備してくれており、出産直後からみんなに名前を呼んでもらえました。麻酔が効いているので痛みもなく、家で待機している両親や娘にラインをしたり、リラックスした時間を過ごすことができました。
過去の記事にも書きましたが、アメリカでは通常、健診と分娩の病院は異なります。(同じ系列の病院)ですが、担当医は同じ。なので「産まれそう!」となったときに担当医がこの病院まで来てくれます。私の先生は私の住む地域では評判の良い先生で、いつ会っても本当に忙しそうでした。鞄も何も持たず、開いたパソコンを抱えたまま、ベンツに乗り込んですごいスピードで駐車場から出ていく様子を見かけたこともあります。分娩なんていつ始まるか分からないのに…スケジュール管理が大変そうですよね…(多少、分娩の時間帯を促進剤の量などで調整しているのかな?と感じましたが)
ああもう赤ちゃんが降りてきてるー!と思っていると、「先生到着しました!!」との声が。すばらしいタイミング…!!
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